Macの強みの一つはCtrl+PNBFでそれぞれ上下左右にカーソル移動ができることです。
これがあるおかげで矢印キーのない60%キーボードでもほぼ快適に作業ができるばかりでなく、とても便利です。
なお、Emacsキーバインドにはその他にもカーソル前後の文字を削除したり、文章の冒頭末尾二移動したりするコマンドがあるのですが、筆者は合切使っていません。ただひたすら上下左右のキーバインドのみを使っていますが、これだけでもすごく便利だと思います。
しかし筆者が困ったポイントとして、ブログ執筆や文章作成の際にMacだけでなくUbuntuやWindowsを使う場面があり、そのような場面において、WindowsやUbuntuでは、Ctrl+PNBFを使うことができません。
もちろんキーショットカットを魔改造すればどうにかなるのかもしれませんが、手間がかかりそうです。
なお、Ubuntuでは簡単にEMAC風のキー操作にするアプリもあるのですが、誰でもよく使う全選択のCtrl+Aのショートカットが別のEMACSに割り当てられてしまうという問題がありました。
なので諦めていたのですが、よくよく考えると、筆者が文章をUbuntuやWindowsで執筆する際はほぼほぼObsidianかTwitterのどちらかでやるということに気づきました。Twitterは無理としても、ObsidianだけならCtrl+PNBFを割り振ることができるのでは?
そう思いアプリを探すと、見つかりました
Emacs Text Editorを導入してみた

キーの割り振り
Emacs Text EditorはEMACS風の動きができるホットキーを追加するアプリで、キーを割り当てることで、EMACS風の動作にできます。
実際にCtrl+PNBFを割り振り、すべての衝突するコマンドをブランクにしてやると、WindowsでもUbuntuでもCtrl+PNBFで上下左右の動きができるようになりました。
ただ、気になった点も2つあります。念のため記載します。
気になった点①Windowsの場合、長押ししても押しっぱなしになってくれないみたい
UbuntuではこのCtrl+PNBFを長押しにするとカーソルを動かしっぱなしにできるのですが、Windowsの場合は1カーソルだけ動いて無反応になるようです。
気になった点②Editモードの上下に動かせる範囲が矢印キーに比べて少ない。
上矢印キーとCtrl+Pでカーソルを上に動かした際に、前者だと題名の部分まで戻るのですが、後者だと本文の一番上で終わってしまいます。
あとがき
細かい点は若干微妙ではあるものの、WindowsやUbuntuでも手軽にEMACS風のキーバインドをしたい場合にとても良いプラグインだと感じました。