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【2025】EaseUS Data Recovery Wizardを4つのストレージでテストしてみた他

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この度EaseUS様からの案件で、EaseUS Data Recovery Wizardをテストします。

データ救出を4つのストレージでテストしました。

また、それ以外の機能についても試したり解説したりもしています。

筆者は主だったデータの保存先をUbuntu DIY NASに指定しているのですが、保存先を外付けHDDにしている人も多いと思うので、そうした人には参考になるかと思います。

下記はアフィリエイトリンクです。

JP-EaseUS Data Recovery Wizard-700-300

Easeus Data Recovery Wizardとは?

Easeusさんのデータ救出系のソフトです。

一般的な外付けドライブに対応している他NASやRAIDやブルスクの修復にも使えるとか。ふむ。

インストールについて

筆者は公式サイトからまず無料版をダウンロードして、インストールしました。

その後、有料ライセンスのシリアルコードを入れています。

操作について

特に難しいところはなさそうな印象です。

テスト内容について

テストに使ったマシンやストレージ

  • EaseUS Data Recovery WizardをインストールしたのはGEEKOM GT1 MegaというミニPCで、Core Ultra 7 155Hなどを搭載しています
  • テストに使ったNASはMS-01にUbuntuを入れて、外付けエンクロージャーを接続した自作NASです

テスト手順

  1. テストするストレージ上のディレクトリに、Stable Diffusionで作成した画像300枚を保存
  2. Windowsのファイルエクスプローラーからディレクトリの中身を削除する
  3. EaseUS Data Recovery Wizardで復元し、復元できたか試す

2種類のUSB接続フラッシュメモリでテストしてみた

USBメモリの場合

写真ファイルはすべて復元できました。

また、大容量の動画ファイルと小容量の動画ファイルも含めて消去しましたが、そちらも復元できました。

大容量の動画ファイルを2つほど再生して、問題ないことを確認できました。

SDカードの場合

写真ファイルはすべて復元できました。

2種類のUSB接続HDDとSSDでテストしてみた

テストの変更点

テストするデータにもっと容量の少ない10MB程度の動画5つを追加しました。

HDDの場合

画像と小容量の動画が復元できました。

SSDの場合

画像と小容量の動画は復元できたものの、開いてもファイルが破損していると表示され、見ることができません。

ちなみに

担当者さん曰く

  • NTFS以外のファイルシステムでも復元可能です(例:exFAT/FAT32など)。
  • ただし、NTFSフォーマットのSSDの場合、TRIMコマンドによりデータが完全消去される可能性が高いため、復元が難しい場合があります。

とのこと。exFATなら復元できるらしいのですが、テストしていないので真偽不明です。

復元結果まとめ

  • 殆どの場合ちゃんと復元できた。
  • ただしSSDに保存されている場合はうまく復元できなかった

NASやLinuxは復元できる?どんな機能?

NASはLinuxベースの場合もある

ちなみにUGREENのUGOS Proや、TrueNAS ScaleなどはDebianというLinuxのディストロをベースにしていて、NASのシステムがLinuxベースであることも意外と多いです。

SMB共有ではなくSSHを使うらしい

NASやLinuxの消去したデータの復元もできるとのことです。

早速SMB共有フォルダにテストデータを書き込んで削除して復元しようと、ネットワークパスを打ち込んだのですが、USB接続のドライブしか確認できないとのこと

流石にそこまでして復元したほうがいいのか?とも思いましたが、検証ですしUbuntuにOpenSSHをぶち込んで検証することに。

手順

sudo apt install openssh-manager と入力するとインストールと起動がされると思います。

sudo systemctl status sshで動作を確認します。

ちなみに筆者はCockpitが使えればSSHはいらないタイプの人間なので、テスト後にsshの無効化をする予定です。

SSHの資格情報などを入力して接続します。

めちゃくちゃ時間がかかる謎の機能という結論。

接続したところ、30分ぐらい接続して最初にちょこっと動いてからなんの進捗もなかったので割と謎の機能です。

ネットワークは特に動いていないので、Ubuntu NASからデータを取ったり、どこかにデータを転送していたりはなさそうです。

補足

担当者さんに確認したところ、Synology NAS向けの昨日とのことで、Ubuntuを初めとするDIY NAS環境については現時点で互換性がないとのこと。

今後様々なNAS環境への対応強化に努めるとのことでした。

その他の機能について

RAID復元機能もある

RAIDを復元する機能もあるようです。

おそらくWindowsの機能でRAiDを組んだ場合は復元できそうですが、UbuntuでEXT4やMdadmを使って組んだ場合はどうなるかも気になるところですね。

クラッシュしたPCの復元も可能

ブルスクが出るようになったPCの復元なども可能らしいです。

あとがき

参考になれば幸いです。

人によってはSDカードやUSBメモリやHDDのデータ復元がしたい場合もあると思うので、そうした方にはいいと思いました。

JP-EaseUS Data Recovery Wizard-700-300

ご覧頂きありがとうございました!

 

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